アシェット ル・マン24時間レース カーコレクション一覧 発売予定モデルリスト

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今年のル・マンは、Toyota TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組)が総合優勝、
トヨタの1-2フィニッシュとなりました。
これでトヨタは国産メーカー初のル・マン2連覇となります。

さらに今回の勝利はどうやら国産初、日本人ドライバー初 (中嶋一貴)のカテゴリー最高位でのFIA (国際自動車連盟) 世界タイトル獲得で、
中嶋一貴はサーキットを利用するレース選手権での日本人初のFIAタイトルホルダーとなりました。

※ 1991年のマツダ787Bは総合優勝ですがC2カテゴリーでのエントリーでドライバーは3人とも外国人でした。
※ FIA公認の世界選手権であるPWRCの新井敏弘が2005年と2007にタイトルを獲得しましたが、 世界ラリー選手権 (WRC) のカテゴリの一つでした。

WEC 第8戦 ル・マン24時間レース【無料】ハイライト、オンボード映像生配信まとめ

このほかWECについては有料チャンネルではJ sportsで観賞できます。
J SPORTS 見るならスカパー!

もくじ

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アシェット ル・マン24時間レース カーコレクション、49号までのラインナップ

※ 2019年1月30日にラインナップが変更になりました!

Lancia Stratos Turbo Le Mans 1976がラインナップから消えたようです。

※ 2019年5月30日にラインナップが変更、32号以降が追加されました!

BMW V12 LMR (1999) がラインナップから消えたようです。

(Source of photo / 画像元:By Andrew & Alan Frost from Essex, United Kingdom (V12 LMR) [CC BY 2.0 ], via Wikimedia Commons

※ 2019年9月6日にラインナップが変更になりました!

Chevron Mazda B16(1970)が29号→38号に変更されました。
Tom’s 85C(1985)が38号→35号に変更されました。
Courage-Peugeot C60 (2002)が30号→39号に変更されました。
Nismo GT-R LM (1995) が37号→30号に変更されました。

32号から49号までの追加分については、
売れ行きを見て日本車が人気だったのでしょうか?
日本車が多くラインナップに含まれるようになったようです。

2018年9月26日(水)から、
1/43スケールのル・マンコレクションがはじまりました。
ミニカーはSparkブランドのMinimax社製だそうです。

2018年10月9日(火)までの、
定期購読申込みでしか手に入らない車種が2台あります。
ブガッティ57G、ポルシェ919Hybrid

定期購読プレゼント Bugatti 57G(Winner Le Mans 1937)
定期購読プレゼント Porsche 919 Hybrid(Winner Le Mans 2017)

隔週水曜日(2週間おき)に新しいモデルが発売になります。
お目当てのモデルについては発売日を
カレンダー登録して忘れないようにしておきたいですね。

予定されている100号までの購入総額

創刊号の’17トヨタTS050 ハイブリッドが特別価格で(税込¥799-)、
第2号以降は通常価格(税込¥2,490-)なので、
現在予定されている100号すべての総額で¥247,309-になります。

Amazonで価格を確認
モデルの出来に個体差があるようですので、
実際に実物を見て確認したいところなのですが、
大きな本屋でも定期購読分しか取り扱いがなく、
店頭在庫を置いていない所が多いです。
ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋

ル・マン24時間レースについてはこちらもどうぞ。
今年のルマンは2019年6月15日!
2018年第86回大会までの歴代優勝車両、コースレイアウト変遷とベストラップ

Amazon primeで観られるル・マン関係の番組
ル・マン ~レースに懸ける男たち~
2015年シーズンのル・マン24時間レースのドキュメンタリー(全6話)

The Return
フォードがワークス体制で50年(半世紀!)ぶりにル・マン24時間レースに再挑戦するドキュメンタリー映画(1 時間 18 分)
24時間戦争(99分/2016
ル・マン24時間レースにおけるフェラーリvsフォードのドキュメンタリー

ル・マン関係の映画
『フォード vs フェラーリ(邦題未定、原題:Ford v. Ferrari)が公開予定
1966年のル・マン24時間レースを描いた映画が公開予定です。
1960年から1965年にかけてル・マンで連勝し、
7連勝目を目論んでいたフェラーリ330P3 と、
ル・マン3年目の挑戦となるフォードのGT 40の対決です。
1966年のル・マンにフォードはワークスマシンの7ℓエンジンを搭載した、
GT40 Mk2 (マーク2) をなんと8台!
プライベーターのMk1 (マーク1) も5台が出場して、
ワークスのFord GT 40 Mk2 2号車が優勝 (360周:4843.090km、平均速度210.795km/h)しました。
イギリス人レーサーのケン・マイルズ役をクリスチャン・ベール、
キャロル・シェルビー役をマット・デイモンが演じています。

100号までのラインナップは現在32号まで発表

2019年6月現在、
【49号】2020年の3月末までの発売予定リストが出ています。
100号まで継続したとして2022年の後半(10月頃?)に終了することになります。

🇯🇵 Toyota TS050 HYBRID (2017)

創刊号 2018年 9月26日(水)発売

Amazonで新品が買えますが、
ヤフオクでも確認してみたところ、
2018年11月末現在、¥1,000-前後で落札されています。
ゆうパックの送料が(税込)¥630円なので新品購入とさほど変わりません。

創刊号でモデル化されたのは2017年に3台体制で参戦し、
唯一完走した8号車です。
なぜか2018年の優勝車(日本メーカーの車両かつ日本人ドライバーが搭乗しての優勝は初めて)ではありません。

個人的には優勝車でないなら、
ラップレコードを更新してル・マンのヒストリーとなった、
7号車の方が良かったのではないかなと思いますが、
何かマーケティングの戦略があるんでしょうか?

~ 2017年 第85回ルマン24時間レース サルトサーキーット公式ラップレコード~
6月15日木曜日 夜の予選2回目、19時~のアタック
小林可夢偉 Toyota TS050 Hybrid #7
(3分14秒791、平均時速 156.512 mph / 251.882 km/h)

サルトサーキット コースレイアウト変遷とベストラップ

1990年にユノディエールの高速ストレートにシケインが設置される前に、
ドイツ人ドライバー、ハンス=ヨアヒム・シュトゥックが記録した、
Porsche 962Cの予選最速ラップ(3分14.8 秒、平均時速156.471 mph/251.815 km/h)は、
2017年6月15日まで32年間破られませんでした。

6月17日(土)15時(日本時間は17日22時)にスタートする、
ル・マン24時間レース決勝のスターティンググリッドを決める予選は、
現地時間で6月14日~15日に行われます。

小林可夢偉の最速ラップは15日の3回ある予選のうち2回目、
LMP2クラス車両 リジェ JSP217・ギブソン 33号車 (ジャック・ニコレット/ピエール・ニコレット/エリック・マリス組) がミュルサンヌストレートでクラッシュしたために予選が一時中断、
20時8分に再開して赤旗解除直後に最初にコースインしたため、
コース上に他のマシンがおらず、
ベストな走行ラインで走れたなどの条件が重なった結果とのことです。

サルトサーキットはこれまでにたびたびコースレイアウト変更がなされており、全長も長くなり各所へのシケイン設置などで、
ラップレコードを更新するための条件が変わってきているため、
ル・マン24時間のコースレコードは3分13秒9 (1971年 ペドロ・ロドリゲス) となっています。

もし最新のマシーンで昔のレイアウトで走ったら、
当時のグループCカーマシーンと比較して、
どの位進歩しているのかなどを想像すると興味が尽きません。

🇯🇵 Mazda 787B (1991)

第2号 2018年 10月10日(水)発売

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション
(Source of photo/画像元:Mazda UK -Mazda at Goodwood Festival of Speed 2016

2020年 1月29日(水)発売予定の第41号でも再度ラインナップされています。
マツダ787Bは2018年にトヨタTS050が優勝するまで、
ル・マン24時間レースで総合優勝した唯一の日本車でした。
そして日本の自動車メーカーとしてル・マン史上初優勝、
なおかつレシプロ以外のエンジンで優勝したマシーンであり、
カーボンブレーキ装着車としてル・マン史上初の優勝車でもあります。

マツダとル・マンの接点は遡ること1973年に、
シグマ・オートモーティブ(現サード)がシグマ MC73(2020年 2月5日(水)発売予定の第42号)で参戦した際に、
ロータリーエンジン(12A 2-Rotor)を提供したことに初まります。
翌1974年にはシグマ・オートモーティブと共同でシグマ MC74で参加、
そして1975年には現地ディーラーがRX-3 (S124) で参戦しています。

ブランクを経て、
マツダスピードとして自社マシンで参戦するためにル・マンに戻ってきた1979年以降1991年まで毎年参加しました。
ディーラーチームとしてではなくメーカーワークスとしての体制が整うのは、
1983年に東洋産業(現マツダの前身)、マツダオート東京を出資者とする「株式会社マツダスピード」設立後になります。

’79以降に出走したマツダ製ロータリーエンジン搭載マシーンには、
マツダのメーカーワークス以外からの出走も含めると様々なマシーンがあります。
量産市販車であるSA22C初代サバンナRX-7ベースのマシン(252i/253/254)、
717C 通称:そらまめ号(’83)、ハリアーRX83C・マツダ(’83)、727C(’84)、ローラT616・マツダ(’84)、737C(’85)、757(’86~’87)、767(’88~’89)、767B(’89~’90)、787(’90~’91)

787は’90から投入されていましたが’91以降は、
3.5ℓNAかつレシプロエンジンに限るという規定に変更されることになり、
ロータリーエンジン搭載車の参戦ができなくなったため、
’90のル・マンが最後の参戦になるはずでした。

ところが、
新レギュレーションに合わせてマシンが用意できたメーカーがプジョーしかなかったため、
FISA(当時のFIA)とACO(ル・マンの主催団体)はグループCに2カテゴリーを設けて、
旧規定下で作られたマシンに対して重量ハンディなどを設定したカテゴリー2からの参戦を認めざるをえませんでした。

カテゴリー1:3.5リッターNAレシプロエンジンで重量750kg以上なら燃料使用量無制限
カテゴリー2:排気量無制限で重量ハンデと燃料使用量制限あり。

これにより規定変更による過渡期となった’91のル・マンに、
マツダスピードはエンジン形式に制限のないカテゴリー2へ、
757以降数年に渡って熟成してきた787および改良版の787Bを参戦させることが可能になり3台体制で臨みました。

前年仕様の787が1台(#56)
200か所以上がモディファイされた787Bが2台(#18、#55)
カテゴリー2の重量ハンディについては以下の通りです。
ポルシェは前年規定よりも50kg軽い950kg、
メルセデスやTWRジャガーの旧式マシンは1000kg、
マツダは830kg

マツダ 787B-002 #55 R26B 4ローター(700ps)830kg以上
V.Baidora(フォルカー・バイドラー)/ J.Herbert(ジョニー・ハーバート) / B.Gasho(ベルトラン・ガショー)
グループC(カテゴリー2)予選12位、決勝1位(総合優勝)
周回数:362Laps 総走行距離:4923.2km 平均速度:205.333km/h

オレンジと緑のル・マン優勝車のレナウンチャージカラーの55号車は、
マツダ本社内にあるマツダミュージアム(広島県広島市南区)で動態保存されています。
※イベントなどで貸し出されている間はレプリカか767Bが展示されます。

世界の自動車博物館 ~死ぬまでに一度は行きたい!世界の乗り物好きの聖地~

🇩🇪 Porsche 956 (1984)

第3号 2018年 10月24日(水)発売

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

第52回、1984年のル・マン24時間レースで総合優勝した車両のモデル化です。

1984年はポルシェがワークス体制で参戦しなかったため、
ランチアのみがLancia LC2-84でワークス参加しました。

この年総合優勝したのは、
グループC1クラスから出走したプライベーターのニューマン・ヨースト・レーシングのポルシェ・956B 7号車
このシャシーナンバー117の車両は全956シャシー中、最多優勝車で、
ル・マンには3回出走、84年、85年と2年連覇、86年はリタイア
アイルトン・セナがCカーレースにスポット参戦した車両としても有名で、
1984年のニュルブルクリンク1000kmをドライブしています。
IMSA GTPクラスが設けられ、ジャガー・XJR-5などが出走しています。

ポルシェ956B(ポルシェAG製カスタマー仕様)#7 シャシーナンバー956/117 Porsche Type 935/76 F6
Henri Pescarolo(アンリ・ぺスカロロ)/Klaus Ludwig(クラウス・ルドヴィック)
グループC1 予選4位(3:28.420) 決勝1位/総合優勝
周回数:360Laps 総走行距離:4,900.276km 平均速度:204.178km/h

🇺🇸 Ford GT40 (1968)

第4号 2018年 11月7日(水)発売

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

🇯🇵 Nissan R390 GT1 (1998)

第5号 2018年 11月21日(水)発売

ニッサンのル・マン参戦車両はこのほか、
2019年 5月22日(水)発売の第18号でNissan Skyline GT-R LM (1996) が発売されました。
2019年 8月28日(水)発売予定の第25号にR390、
2020年 1月1日(水)発売予定の 第37号でNismo GT-R LM (1995) がラインナップされています。

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

このたびモデル化されたのは1998年のル・マン24時間レースで、
総合3位となった32号車です。
この年エントリーしたのは4台で、
全車が10位以内で完走しました。
#323位 星野一義選手/鈴木亜久里選手/ 影山正彦選手組
#30 5位、#31 6位 #33 10位

これらの車両は通常は神奈川県の座間市にある事前予約制ミュージアムの
日産ヘリテージコレクション「座間記念庫」 に所蔵されています。
※イベントがあると車両が移動していることがありますのでお目当ての車両を鑑賞しに行かれる際には事前に展示されているかご確認下さい 。

2018年11月13日(火)〜11月25日(日) に、
NISSAN GALLERY 日産 グローバル本社ギャラリー  (神奈川県 横浜市) で、
ル・マン参戦車両 NISMO GT-R LM (1996 ル・マン24時間) などのレース車両が展示されていました。
『世界に挑め。日産グローバルモータースポーツの60年 60 years of NISSAN International Motorsport

🇩🇪 Audi R10 TDI (2008)

第6号 2018年 12月5日(水)発売

(Source of photo / 画像元:Joachim Köhler “Audi R10 TDI” at the Exhibition of historical vehicles in the Audi-Forum of the Audi AG in the City Neckarsulm/Germany アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

🇯🇵 McLaren F1 GTR (1995)

第7号 2018年 12月19日(水)発売

マクラーレン F1 GTRは2019年 11月20日(水)発売予定の第31号でもラインナップされています。

1995年のルマンはスタート後1時間で雨が降り出し17時間降り続く、
ルマン史上最も雨の多いレースの一つでした。

また、この年からグループCカテゴリーの、
いわゆるCカーの参加ができなくなり、
市販車ベースの『GT』とレース専用に設計されたレーシングマシーンの『プロトタイプ』にそれぞれ2クラス、
計4クラス:GT(LM GT1/LM GT2)、プロト(WSC/LMP2)となりました。
出走した全48台の中でプロトからの出走は9台のみ(WSCが6台、LMP2が3台)でした。

マクラーレンF1 GTRはGTカーのカテゴリーであるLMGT1クラスから出走し、
ル・マン初参戦にして初優勝しました。
ル・マン初出場車が初参戦で総合優勝するのは
1949年のフェラーリ 166以来46年ぶりの出来事であり、
上位カテゴリーのオープン2シーターのル・マンプロトタイプ(LMP2)やWSCカーなどのレース専用設計のレーシングマシーンを抑えての総合優勝となっています。

この年、マクラーレンF1 GTRは9台が作られ、
7台が出走して5台が完走(1、3、4、5、13位)し、
そのうち4台は2位にWSCクラスのCourage C34を挟んで、
5位以内でフィニッシュするなど上位を独占しました。

また、総合優勝した国際開発レーシングにおいては、
日本人(関谷 正徳)、フィンランド人(Jyrki Juhani Järvilehto)それぞれの国籍のドライバーによる優勝はルマン史上初となります。

ちなみにLMGT2クラスに参戦していたチーム国光のHonda NSX GT #84は、
初の日本人による日本車のクラス優勝を果たしています。

国際開発レーシング マクラーレンF1 GTR 59号車 シャシ-ナンバー:01R
Yannick Dalmas(ヤニック・ダルマス)/ Masanori Sekiya(関谷 正徳)/ JJ Lehto(JJレート)
周回数: 298Laps 総走行距離:4055.8 km 平均速度:168.992 km/h

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

🇫🇷 Renault Alpine A442B (1978)

第8号 2019年 1月2日(水)発売

1978年の総合優勝車です。
周回数:369Laps 総走行距離:5044.53 km 平均速度:210.188 km/h

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

🇩🇪 Porsche 917 K (1970)

第9号 2019年 1月16日(水)発売

総走行距離:4607.810km 平均速度:191.992km/m

917LHに対するショートテール版の917が1970年から、
ドイツ語の「短い」(Kurz )を意味する”K”を加えた917Kが形式名となりました。

前年度の伸びやかなボディフォルムから一新され、
リアカウル後端が跳ね上がり、
ダウンフォースが確保される形状に変更されました。
中央部が一段窪んでいるのは後方視界確保のためだそうです。

(Source of photo / 画像元:Brian Snelson1970 Porsche 917K

1970年のルマンは完走わずか7台、ポルシェが表彰台を独占しました。

🇬🇧 Aston Martin V8 Vantage GTE (2017)

第10号 2019年 1月30日(水)発売

(Source of photo / 画像元:FIA World Endurance Championship#97 – Aston Martin VANTAGE

2017年のル・マンではアストンマーティンは
LMGTE Proクラスから2台、
LMGTE Amクラスから1台が出走し、97号車がクラス優勝しています。

禁止装備

4輪駆動、フルAT、セミATギアボックス、アクティブサスペンション、カーボンディスクブレーキ

LM-GTEは2クラスに分けられており、
LM-GTE Amのチームは1年以上の年式落ち車両を使用、

LM-GTE Proがプロドライバーを対象としたカテゴリ
LM-GTE Amアマチュアドライバーを中心とするカテゴリ

外観上はゼッケンカラー及び順位識別灯で見分けることができます。
LM-GTE Proが緑、LM-GTE Amが橙となっています。

#95
🇩🇰 Nicki Thiim 🇩🇰 Marco Sørensen 🇳🇿 Richie Stanaway
334Laps 総合26位  LM GTE Proクラス9位
#97
🇬🇧 Darren Turner 🇬🇧 Jonathan Adam 🇧🇷 Daniel Serra
340Laps 総合18位 LM GTE Proクラス 1位
#98
🇨🇦 Paul Dalla Lana 🇦🇹 Mathias Lauda 🇵🇹 Pedro LamyL
329Laps 総合37位 LM GTE-Amクラス8th

LM-GTE(ル・マンGTエンデュランス)

LM-GTEクラスは市販スポーツカーベースの競技車両を使用、

車両最低重量1,245kg
エンジン最大排気量:自然吸気ガソリンエンジン(5.5ℓ)過給式ガソリンエンジン(4ℓ)
燃料タンク最大容量:90ℓ
タイヤ最大径(28インチ)最大幅(14インチ)

🇺🇸 Chevrolet Corvette #Greenwood 007 (1976)

第11号 2019年 2月13日(水)発売

コルベットはこのほか2020年 3月4日(水)発売予定の第46号 Chevrolet Corvette C7.R(2015)があります。

(Source of photo / 画像元:)

🇬🇧 Bentley Speed 8 (2003)

第12号  2019年 2月27日(水)発売

(Source of photo / 画像元:SotY Bentley Speed 8

🇩🇪 BMW 3.5 CSL (1976)

第13号 2019年 3月13日(水)発売

(Source of photo/画像元:Arnaud Sigg)

第13号で発売予定の3.5CSLはスパークでもモデル化されていた、
総合10位、Gr.5クラス4位となった42号車です。

’76年のル・マン24時間で総合優勝したのはポルシェ 936(ターボエンジン車初)です。
Gr.5クラスでも優勝したポルシェ935と争ったBMWは、
3.5CSLが5台、3.0CSLが2台出走して、
#42の3.5CSL、#95の3.0CSLの2台が完走しました。

BMWが初めてル・マンに参戦したのは、
第2次世界大戦が始まる1939年の戦前最後のル・マン24時間レースです。

戦後のル・マン参戦は1972年からで、
’72、2800C(シュニッツァー/リタイヤ)
’73、’74に3.0CSLがクラス優勝
’75、プライベーターの2002TIがクラス優勝

以降は’79~’86までの8年間にM1が参戦し、
’84、’85にプライベーターがクラス優勝

90年代には’98年にオープンプロトタイプクラスから、
BMW V12 LMがワークス参戦(2台ともリタイア)
’99年にBMW V12 LMRがワークス初の総合優勝

現在はBMWファクトリーチームとしては1999年以来、
ル・マン24時間レースのクラス優勝を目指して、
2018年からBMW M8 GTEがLM-GTEプロクラスに参戦しており、
クラス12位で1台が完走しています。

🇯🇵 Toyota Supra (1996)

第14号 2019年 3月27日(水)発売

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

トヨタ スープラ LM-GTがル・マンに初参戦した’95は、
関谷正徳がマクラーレンF1 GTRで日本人初のル・マン総合優勝した年です。
ホンダ NSXがクラス優勝しており、
MR2がベースのSARD MC8-Rや、
ニスモGT-R LM’95など日本車が多数参戦していました。

’95年のル・マンに出場したスープラ LM-GT は、
27号車(SARD Company)のみで14位で完走しています。
28号車(トラスト)もエントリーしていましたが、
4月の富士スピードウェイでのテストでクラッシュし、
ル・マンには参戦していません。

今回モデル化された1996年仕様の57号車(SARD Company)は、
1996年のル・マンに1台のみが参戦した車両で、
予選タイムは4分06.532秒(全52台中36位)
決勝では18時間経過時点(205周目)でポルシェ 911 GT1と接触して、
スピン、ガードレールにクラッシュしてリタイアしてしまいました。
SARD MC8-R(Team Menicon)は24位で完走しています。
MC8-Rも是非是非ラインナップに加えて欲しい…..。

🇩🇪 Porsche 936/81 (1981)

第15号 2019年 4月10日(水)発売

(Source of photo/画像元:Porsche AG)

1981年(第49回)のル・マン24時間レースの完走は18台。
ポルシェからは2台がエントリーして、
予選を1位(11号車) 、2位(12号車) で通過、
スターティンググリッドのフロントローを独占し、
ポールトゥウィンで独走したポルシェ 936/81(11号車)が総合優勝しました。

Jacky Ickx / Derek Bell(ジャッキー・イクス / デレック・ベル)組
ジャッキー・イクスはル・マン5度目の優勝でした。
11号車:総合優勝(354周、総走行距離4,825.348km、平均速度201.065km/h)
12号車:総合12位(312周)

🇯🇵 Toyota TS010 (1992)

第16号 2019年 4月24日(水)発売

トヨタのル・マン参戦車両はこのほか、
2020年 1月8日 (水)発売予定の第38号でTom’s 85C (1985)
2020年 2月26日(水)発売予定の第45号でも再度Toyota TS010 (1992) がラインナップされています。

(Source of photo / 画像元:アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

TS010はイギリス出身のレーシンググ カーデザイナー、
TWRジャガーで有名なトニー・サウスゲートがアドバイザーとして開発に携わった90年代前半のウイングカーで、
91、92年型は後輪のスパッツが特徴的です。
空力的なパーツですがタイヤ交換する度に外さな無いといけません…。

今回モデル化されたのは出走した3台の中で、
最高位の総合2位となった#33です。

トヨタ TS010 C1クラス 総合2位(約4705.6キロ)
M.Sekiya (関谷正徳) / P-H.Raphanel (ピエールアンリ・ラファエル) / K.Acheso (ケネス・アチェソン)

#33 総合2位(346周)
#8 総合8位(331周)
#7 DNF (リタイヤ)( 192周)

1992年はC2カテゴリから3.6ℓ V8ターボ搭載の92C-Vも2台出走しており、
サードの#35が総合5位(336周)でC2クラス優勝しています。

トヨタのル・マン挑戦は2019年で通算21回目になりますが、
2018年、20回目(第86回ル・マン24時間レース)にして、
やっと念願の初優勝を手にしています。
それまで総合優勝に近かった最高位は総合2位で、
’92 (C2クラス優勝) と’94 (LMP1/C90クラス優勝) および ’99 (LMGTPクラス優勝) の3回です。

’92 ワークス体制で参戦 ブルー/ホワイトのTS010 #33
’94 プライベーターのホワイトの94C-V #1
’99 ワークス体制で参戦 レッド/ホワイトのTS020 #3

トヨタのル・マンとの最初の明確な接点はエンジンを供給した、
シグマ・オートモーティブ(現サード)が製作した、
シグマMC75が出走した1975年です。

ワークス体制での参戦となるのはそれから10年後、
1985年~ 1990年まで85C、86C、87C、88C、89C、90C-Vと毎年参加し、
FIAの規定変更(エンジンが自然吸気3.5ℓに統一された)によって1991年は参戦しませんでしたが、
1992年~ 1996年までは再び、
TS010/92C-V、TS010/93C-V、94C-V、スープラGT-LM/スープラLMで参戦、
参戦しなかった1997年の1年をあけて1998年と1999年の2年間は、
フランス出身 レーシンググカーデザイナーのアンドレ・デ・コルタンツによるトヨタ GT-One (TS020) での参戦となりました。
LM GTPクラス(プロトタイプ)ができる前に、
TS020はGTマシンの規定内でプロトタイプマシンを仕上げて参戦したことで当時話題になりました。

その後F1参戦のためブランクを経て、
2012年からハイブリッドエンジンを搭載するマシンで復帰して以降、
今に至るまで毎年参戦しています。
’12 ’13 TS030 HYBRID
’14 ’15 TS040 HYBRID(トヨタ初の四輪駆動LMP1)
’16 ’17 ’18 ’19 TS050 HYBRID

TS010 (1992) 33号車はトヨタ博物館に所蔵されています。

世界の自動車博物館 ~死ぬまでに一度は行きたい!世界の乗り物好きの聖地~

🇫🇷 Peugeot 908 HDi FAP (2009?)

第17号 2019年 5月8日(水)発売

2009年のルマンはプジョーが1-2フィニッシュし、
3位にAudi R15 TDIが入賞しました。

Peugeot 908 HDi FAPはLMP1クラスから4台が出走し、
プジョーワークスの9号車が総合優勝。
周回数:382Laps 総走行距離:5206.28km

(Source of photo/画像元:Laurence Penney:Own work)

🇯🇵 Nissan Skyline GT-R LM (1996)

第18号 2019年 5月22日(水)発売

ニッサンのル・マン参戦車両はこの他に、
2018年 11月21日(水)発売の第5号でR390 GT1 (1998) が発売されており、
2019年 8月28日(水)発売予定の第25号にR390、
2020年 1月1日(水)発売予定の 第37号でNismo GT-R LM (1995) がラインナップされています。

(Source of photo / 画像元:Morio1996 Nissan Nismo GT-R LM (Nismo)

スカイライン GT-R LMは、
ニスモ (NISMO:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル) チームが1995年と1996年の2年連続でル・マン24時間レースに参戦していました。

1996年はLMGT1クラスに2台体制で参戦し、
22号車はリタイアしましたが23号車が完走しました。
#23 15位 星野一義/長谷見昌弘/鈴木利男組 307周
#22 DNF 鈴木亜久里/影山正彦/近藤真彦組 209周

ル・マンに参戦していた量産車ベースの日本車はこのほか、
トヨタ スープラ LM-GTやホンダ NSXなどがラインナップされています。

これらの車両は通常は神奈川県の座間市にある事前予約制ミュージアムの
日産ヘリテージコレクション「座間記念庫」 に所蔵されています。
※イベントがあると車両が移動していることがありますのでお目当ての車両を鑑賞しに行かれる際には事前に展示されているかご確認下さい

2018年11月13日(火)〜11月25日(日) に、
NISSAN GALLERY 日産 グローバル本社ギャラリー  (神奈川県 横浜市) で、
ル・マン参戦車両 NISMO GT-R LM (1996 ル・マン24時間) などのレース車両が展示されていました。
『世界に挑め。日産グローバルモータースポーツの60年 60 years of NISSAN International Motorsport

その他、日産のレース車両
日産 プリメーラGT (1999 BTCC シリーズチャンピオン車)
NISSAN R91CP (1992 デイトナ24時間 総合優勝車)

🇩🇪 Audi R8 (2000)

第19号 2019年 6月5日(水)発売

R8は2020年 2月19日(水)発売予定の第44号でもラインナップされています。

アウディはル・マン優勝に関しては常連で、
特に’00、’02、’10、’13のル・マンについては、
1-2-3フィニッシュしています。

2000年の戦績

1st #8 ( Frank Biela  Tom Kristensen  Emanuele Pirro)
周回数:368Laps、走行記録:5007.99 km
2nd #9 ( Laurent Aïello  Allan McNish  Stéphane Ortelli) 367Laps
3rd #7 ( Christian Abt  Michele Alboreto  Rinaldo Capello) 365Laps

ドイツのレーシングチームであるAudi Sport Team Joest(ヨースト・レーシング)が、
アウディのワークス活動を代行しており、
R8を使用して2000年~2002年まで3連勝しました。
ヨースト・レーシングは2011年~2014も、
R18を使用してル・マンで4連勝している強豪チームですす。
2000年と2013年に関しては、
ヨースト・レーシングが1-2-3フィニッシュして表彰台を独占しました。

🇨🇭 De Tomaso Pantera(1972)

第20号 2019年 6月19日(水)発売

こちら、
以前のラインナップ発表当初は確か1976だったような気がしたのですが、
知らぬ間にいつの間にか1972に変わっていました…。
1972年のル・マンに参戦したパンテーラで唯一完走した32号車のモデル化です。

デ・トマソは’71にパンテーラを発売開始しましたが、
翌年’72がル・マン初参戦で、
GTS部門5,000cc超クラスに5台がエントリーして4台が予選通過しました。

レース戦績はシャーシナンバー2860の#32のみが完走(総合16位、クラス2位)し、
30号車が8時間、31号車が9時間、33号車が1時間未満でいずれもエンジンブローでリタイヤ。

同車両は ’75年にもル・マンに再度出場(#43号車)し、
総合16位でフィニッシュしました。
なお、パンテーラは以降 ’81までル・マンに出場しています。

ちなみに元々アナウンスされていた、
1976年のル・マンに参戦したパンテーラは、
GTXクラスの#82の黄色い車両で、
決勝では53番グリッドからスタートできずにリタイヤしました。

🇫🇷 Renault Alpine A210 (1968)

第21号 2019年 7月3日(水)発売

(Source of photo / 画像元:motors.all-free-photos.com Alpine A220 1968 / アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社:ル・マン24時間レース カーコレクション

アルピーヌのル・マンデビューは63年(M63)です。
初参戦の’63は3台ともリタイアに終わりました。

アルピーヌがル・マンに参戦した車両としては
60年代のブルーメタリックの小排気量マシン、
70年代のイエロー&ホワイトのマシン(’78にはA442Bが優勝)、
ブランクを経て2013年以降はLMP2クラスから毎年参戦しており、
2018年にはLMP2クラスで優勝 (A470)しました。

60年代のル・マンにおいてアルピーヌは、
フォードのGT、フェラーリPシリーズ などの大排気量マシンの中では異色の存在でした。
V8 7ℓのエンジンを積んでいたフォードGT40や、
12気筒 4ℓ のフェラーリに対してA220ではV83ℓを搭載しているものの、
A210においては4気筒 1ℓ / 1.3ℓ / 1.5ℓの小排気量エンジンで、
最も排気量の大きいエンジンを積んだ車両でも1.5ℓでした。

’68ル・マンではA210は5台が出走し、4台が完走。
「熱効率指数賞」においては1~3位(#52#57#53)を独占しています。
「性能指数賞」1位 A210 #55 「熱効率指数賞」1位 A210 #52

性能指数賞 (Index of Performance) 1926年 ~ 1971年
熱効率指数賞 (Index of Thermal Efficiency) 1956年 ~ 1981年

なお、A210にはホイールカバーや後方に延長したスパッツやテールフィンなどの空力的付加物をつけた異様なスタイルのモデルもあります。

🇩🇪 Porsche 917K (1971)

第22号 2019年 7月17日(水)発売

(Source of photo / 画像元:Felix KönigThe winner of the 1971 24 Hours of Le Mans, a Porsche 917K of Martini Racing Team, on Frankfurt Motor Show 2013)

ル・マン24時間レースのスタートフラッグは、
毎年フランス西部自動車クラブによって選ばれた人物が担当していますが、
1971年のル・マンは1970年のル・マンを題材にした映画『栄光のル・マン』で有名なハリウッド俳優のスティーブ・マックィーンが名誉スターターとして、
スタートフラッグを担当しました。

これまでにル・マンで名誉スターターを務めた映画界の人物は複数います。
フランスの俳優アラン・ドロン(1996年)
映画「ミシェル・ヴァイヨン」の監督を務めたリュック・ベッソン(2002年)
ブラッド・ピット(2006年)

’71のル・マン24時間レースはワークス参戦したチームの少ない年度で、
ポルシェも前年に続きメーカーとしてはワークスとしてエントリーせず、
ホモロゲーション取得のために製作したマシンをプライべーターに供給して、
チームを支援する形で参戦しました。

前年の’70も悪天候により完走わずか7台という中でポルシェ917K(赤/白のポルシェ・ザルツブルクカラー)が総合優勝。
’71も完走できなかった車両が多かったのですが(完走わずか12台、917Kは3台出走し1台がリタイヤ )、
昨年に引き続き総合優勝は917K ( マルティニカラーのリアカウルに垂直フィンを搭載したシャークフィン) 、2位もガルフカラーの917Kで、
2連覇にして1-2フィニッシュを達成しました。

1位(397周)プライベーター(ザルツブルグチーム)(#22ジィズ・ヴァン・レネップ/ヘルムート・マルコ組)
2位(395周)ワークス(ジョンワイヤーチーム)
(#19)をPorsche 917Kが独占しました。

どちらも前年から新たに投入されていた、
排気量を4.5ℓから規定の5ℓギリギリまで引き上げた新開発の空冷の4.9ℓ 180度V型 12気筒エンジンを搭載した車両です。

このエンジンは厳密には水平対向ではなく、
クランクシャフトの構造から 180度V型エンジンに分類されるそうです。

ポルシェ917はFIAにより新設されたクラス(1971年末に廃止) に合わせて ’68から開発が始まりました。

Group 5 (racing) “Sports Cars” (1970 ~ 1971) 「5リッタースポーツカー」
排気量5リッター以下、車両重量800kg以上の「ホモロゲーションを取得(25台を販売)したスポーツカー

1969年3月13日、ジュネーブモーターショーで発表されました。
1969年からレースに参戦しており、
これまでにサーキットのレイアウトに合わせたいくつかのボディ形状のバリエーションがあります。

【ポルシェ917の総生産台数は65台】
ショートテールおよびロングテールクーペ:44台
PAスパイダー:2台
Can-AMおよびインターセリエ用スパイダー:19台)

’71ル・マンでは多様なボディ形状の917をみることができます。

【917K】
917Kのボディ後方を跳ね上げたスタイルは、
1970年に可変ウイングが禁止されたことに対する対策で、
Kはショートテール ‘short-tail’ を意味するドイツ語の”Kurz(クルツ)”に由来しています。

【917LH】
前年から投入されていた車両で、
最高速度が重視される高速サーキットのル・マン用に合わせてリアホイールハウスにスパッツを備えたスタイルです。
(Lはロングテール ‘long-tail’ ドイツ語の”langheck(ラングヘック)”も数台出走していましたが、
’71はすべてトラブルによりリタイアしています。

【917/20】
ワイドボディによる独特のスタイルと特徴的なピンク色で『ピンクピッグ』と呼ばれる「917/20」
’71はトラブルによりリタイアしています。

1970年と1971年のル・マン優勝車を含む7台の917は、
現在、シュトゥットガルト ツッフェンハウゼンにあるポルシェ ミュージアムに展示されている車両を観ることができます。

世界の自動車博物館 ~死ぬまでに一度は行きたい!世界の乗り物好きの聖地~

🇩🇪 Sauber C9/88 (1989)

第23号 2019年 7月31日(水)発売

(Source of photo / 画像元:Thesupermat:Sauber Mercedes C9

国際自動車スポーツ連盟(FISA、後の国際自動車連盟)により、
安全性の観点から2km以上の直線を認めないルールができたことで、
これを満たすためにユノディエールの6kmにも及ぶ直線が、
2つのシケイン設置のために分割されました。

このため、1989年のル・マンはユノディエールにシケインが設置されていないレイアウトで行なわれた最後のレースとなりました。
ユノディエールでは最高速400km/hを越えるマシンが数多くあり、
公式記録としての最高速記録は、
1988年のWM・セカテバ・プジョー P88 #52 の407km/h (251mph) がレコードホルダーです。

1989年の総合優勝はメルセデス・ベンツ ザウバーC9 63号車(389周:5,265.115km平均速度219.90km/h)、
2位はザウバー C9 61号車でザウバーC9が1-2フィニッシュしました。
メルセデス・ベンツの優勝は1952年以来37年ぶりとなります。

ちなみに1952年のル・マン24時間レースでもW194が1-2フィニッシュしています。
車両は2台ともスポンサーカラーではなく、
ドイツのナショナルカラーである銀(もともとは白)色の、
いわゆるシルバーアローです。

メルセデス・ベンツのレーシングマシーンが
シルバーアローと呼ばれるようになった由来ですが、
1934年のグランプリレースの新規則(車両総重量750kg以下)に合わせて、
当時メルセデス・ベンツはW25を開発しました。
この時ボディカラーはドイツのナショナルカラーだったホワイトでしたが、
1kgの規定重量超過がレース前日に分かり、
塗装を落としたアルミ地肌のボディでデビュー戦に初勝利したことによります。

🇯🇵 Honda NSX(1996)

第24号 2019年 8月14日(水)発売

画像はル・マンの後に開催されたポッカインターナショナル鈴鹿1000km耐久レースに出場した際の仕様でル・マンで走行した仕様とは異なります。カーナンバーも#100ではなく#75でした。

(Source of photo / 画像元:Morio1996 Honda NSX GT, 1000km Suzuka

NSXは2019年 12月11日(水)に発売される予定の第34号に、
’95のLMGT2クラス優勝車両(チーム国光#84)もラインナップされていますが、
突然 ’96ル・マン参戦車両がラインナップに加わりました。
上記画像の現在ホンダコレクションホールに展示してある車両は
レイブリックのカラーリングは同じなのですが、
ル・マン仕様ではロントバンパー下部に大型フォグランプがあるなど、
仕様が異なりますが当時の画像が少ないので、
モデルで手に取って確認してみたいところです。

クラス優勝車両をかなり期間をあけて後から出してくるのは、
戦略的な飽きさせない工夫なのだろうと思います。

49号までの追加分で日本車がラインナップに多く含まれ、
NSXが2台もラインナップに入ったのは、
個人的には恐らく第14号のスープラの売り上げが良かったのではないかなという気がしています。

NSXがル・マンに出場していたのは’94~’96の3年間で、
それまでのグループCカー規定からGTカー規定へ切り替わった1994年、
GTカークラスの3クラス(GT1/GT2/IMSA‐GTS)の中で
改造幅の少ないGT2カテゴリーから出走し、
初参戦にして全車完走しました。

LMGT2クラスではNSXはポルシェ911GT2 、フェラーリ、ロータス、アルピーヌ、ヴェンチュリー、キャラウェイ・コルベット、マーコス 、ハリアーなどと戦っています。

1996年 ル・マン出場車の戦績

1996年のル・マンにはNSXは3台出走し、1台が完走しました。
#75 LMGT2クラス3位(総合16位)305周
チーム国光(高橋国光/土屋圭市/飯田章)
’95にLMGT2クラス優勝(総合8位) #84 275周という結果を残した布陣と同じ体制で臨んでいます。

NSXのルマン参戦車両は、
本田コレクションホール(栃木県芳賀郡茂木町 )に展示されており、
観ることができます。

🇯🇵 Nissan R390 (1998)

第25号 2019年 8月28日(水)発売

ニッサンのル・マン参戦車両はこのほか、
2018年 11月21日(水)発売の第5号でR390 GT1 #32 (1998)
2019年 5月22日(水)発売の第18号でNissan Skyline GT-R LM (1996) が発売されました。
2020年 1月1日(水)第37号でNismo GT-R LM (1995) が発売予定となっています。

画像は1997年のル・マンを走行した赤+黒のカラーリングのマシンで、1998年は第5号と同じブルーの濃淡チェッカーフラッグのカラーリングです。

(Source of photo / 画像元:韋駄天狗 Nissan R390

’98 R390 GT1は第5号で32号車がモデル化されたので、
’98に出走したそれ以外の3台のうちどれかになると思われます。
カラーリングの異なる1997年仕様をモデル化した方が、
並べたくなるバリエーションになったのですが、
どのような形で出てくるのでしょうか?

このほか同年に参戦していた同型マシーンの再ラインナップとしては、
第16号ですでに発売されたトヨタ TS010 (1992) が、
再度第45号でラインナップに入っています。

日産自動車 は’86~’90の5年間にわたって、
グループCカーでル・マン24時間レースに挑戦し続けてきました。
その後ブランクを経て’95と’96に2度、
ニスモがGTカテゴリーにスカイラインGT-R LMで参戦、
’97に日産がワークス体制で復帰したのがR390 GT1でした。

R390 GT1のル・マン24時間レース初参戦となった1997年は、
エントリーした3台のうち23号車が完走(12位)し、
他2台はリタイヤとなっています。
#23 (総合12位・クラス5位) 星野一義/E・コマス/ 影山正彦組

1998年のル・マン24時間レースは
エントリーした4台全車が10位以内で完走し、
32号車が最高位の総合3位となりました。
#323位 星野一義/鈴木亜久里/ 影山正彦組
#30 5位、#31 6位 #33 10位

翌年の1999年にはGT1規定がなくなったため、
R390は短命でル・マンには2回しか実戦投入されませんでした。

GT1規定廃止後の1999年以降は、
オープン2シーターのル・マンプロトタイプであるLMP規定に合わせて開発されたR391を2台投入してル・マンに参戦しました。
決勝前日予選で23号車がクラッシュしてwithdrew (棄権)となりました。
予選12位だった22号車も決勝スタート7時間半後 (110周) に電気系統のトラブルでリタイアしました。

その後、経営の立て直しなどで長いブランクを経て、
2012年に日産が米デルタウイングレーシングカーズらと共同開した車両でル・マンに参戦。
いずれのカテゴリーにも属さない、
エコ技術のプロモートのために新設されたエントリー枠『ガレージ56』から、
ゼッケン0を付けた黒い車体のデルタウイングが章典外で参戦しています。

日産ワークスとしては2015年にル・マンに復帰、
LMP1-Hybridクラスに日産・GT-R LM NISMO3台体制で参戦しましたが、
3台中2台がリタイアとなりました。
残りの一台も規定周回数不足で失格となり、
同じく2015年で撤退してしまい、
現在は参戦予定がありません。

これらの車両は通常は神奈川県の座間市にある事前予約制ミュージアムの
日産ヘリテージコレクション「座間記念庫」 に所蔵されています。
※イベントがあると車両が移動していることがありますのでお目当ての車両を鑑賞しに行かれる際には事前に展示されているかご確認下さい

2018年11月13日(火)〜11月25日(日) に、
NISSAN GALLERY 日産 グローバル本社ギャラリー  (神奈川県 横浜市) で、
ル・マン参戦車両 NISMO GT-R LM (1996 ル・マン24時間) などのレース車両が展示されていました。
『世界に挑め。日産グローバルモータースポーツの60年 60 years of NISSAN International Motorsport

その他、日産のレース車両
日産 プリメーラGT (1999 BTCC シリーズチャンピオン車)
NISSAN R91CP (1992 デイトナ24時間 総合優勝車)

🇫🇷 Matra MS670C (1974)

第26号 2019年 9月11日(水)発売

(Source of photo / 画像元:By Lothar Spurzem (own work by Spurzem) [CC BY-SA 2.0 de], via Wikimedia Commons

MATRA(Macanique Aviation Traction)は、
フランスの自動車メーカーです。
1969年12月にクライスラー傘下のシムカと合併して
「マトラ・シムカ」に社名変更しました。
最終的にイタリアの名門カロッツェリアのピニンファリーナの子会社となり、
Matra Automobile Engineering S.A.Sとして現在も存続しているようです。

マトラは1966年のルマン初参戦後、
1974年にワークス活動を撤退するまでに、
1972~1974年にル・マンを3連覇しています。

ル・マン参戦最後の年となった1974年は、
#7、#9のMatra-Simca MS670Cが2台出走、
7号車が総合優勝しました。
今回モデル化されるのは恐らくこの7号車と思われます。
ドライバーの一人はアンリ・ぺスカロロ(発音によってはペスカローロ)です。

アンリ・ぺスカロロはル・マン24時間レースに33回の最多出場記録(1999年が最後)を持ち、
4回の優勝経験(1972~74年の3連覇、84年)があるフランス出身の元レーシング・ドライバー。
2000年にプライベーターのチーム、Pescarolo Sport(ペスカロロ・スポール)創始しました。

マトラ MS670C
周回数:338Laps 総走行距離:4,606.57 km (2,862.39 mi) 平均速度: 191.96 km/h (119.28 mph)
チーム: Equipe GitanesHenri Pescarolo /  Gérard Larrousse)

🇮🇹 Lancia LC2/85 (1985)

第27号 2019年 9月25日(水)発売

(Source of photo/画像元:By Tony Harrison from Farnborough, UK – Lancia Motor Club AGM 2007 IMG_2027 copy, CC BY 2.0, Link

コース全長(8.467 mile)
1981年から1987年までは7年連続でポルシェが総合優勝しており、
1985年はポルシェが表彰台を独占しました。
優勝車はロスマンズカラーのPorsche 956Bです。
374Laps (3166.7 miles) 212.021 kph

ストラトスやデルタなど、
ランチアのレーシングカーには栄光のラリー車両としての印象が強いですが、
あえて旧規定に合わせてWECの耐久レースに出場していた、
オープントップのグループ6マシンのLC1から、
軽量で空力的なボディラインを持つ魅力的なモデルが多くあります。

今回のモデルはグループCカー好きにはたまらない、
マルティニカラーが個性的なボディラインを引き立てるLC2です。

ランチアは85年のル・マンに2台のLC2をC1クラスからワークス参戦させ、
4号車が360Lapsで総合/C1クラス6位、
5号車が358Lapsで総合/C1クラス7位となっています。

🇩🇪 Porsche 956 (1983)

第28号 2019年 10月9日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:Andrew BasterfieldPorsche 956

1983年にル・マンにエントリーした956は11台あるため、
まだどの仕様がモデル化されるか不明ですが、
優勝車であれば#3がモデル化されます。

ロスマンズ・ポルシェ Porche 956 3号車
(ハーレイ・ヘイウッド、アル・ホルバート、バーン・シュパン)
周回数:370Laps 総走行距離:5047.934 km 平均速度:210.330 km/h

ポルシェ956は、
1982年に発効したFIA新規定のグループCに合わせて設計され、
1982年に初登場しました。
これまでに計18台が製作されています。
ワークススペック10台、
カスタマースペックが1983年型12台、
956Bとも言われる1984年型6台

後の962Cと共にポルシェがル・マンで同一系列車種で6連覇(’82~’87)する一役を担ったグループCカーを象徴するマシーンの一台です。
’83のル・マン優勝は’81~’87までの7連勝のうち2連覇目となります。

1983年からプライベーターにもポルシェ956が供給され、
ル・マンにエントリーした956は全部で11台あり、
レーススタート数時間後はトップ10全てがポルシェ勢で、
ゴール時にもトップ10のうち9台が956、
ポルシェ・ワークスがワンツーフィニッシュという圧倒的な結果となりました。

’83のル・マンを走ったポルシェ956のワークスマシンは、
優勝した3号車と2位入賞した1号車、リタイアを喫した2号車および決勝レースには未出走となった33号車の3台があります。

最高速、燃費重視のル・マンにおいて、
低ドラッグ、低ダウンフォースのローウイング・ロングテールバージョンとなるル・マン仕様の、
フロントフェンダーからサイドインテークまで抑揚あるなめらかなボデイ形状はまさにグラウンド・エフェクトカーの造形です。

McLaren GTR (1995)

マクラーレンF1は2018年 12月19日(水)発売の第7号でも、
総合優勝したブラックの59号車 シャシ-ナンバー:01Rがモデル化されています。

第29号 2019年 10月23日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:Edvvc 1995 McLaren F1 GTR

この年、マクラーレンF1 GTRは9台が作られ、
7台が出走して5台が完走しています。
3位:51号車、4位:24号車、5位:50号車、13位:42号車
リタイア:49号車(131周)、25号車(77周)

恐らくモデル化されるのは、
LMGT1クラス2位、総合3位となった51号車かと思われますが、
どのモデルがモデル化されるのかはまだ分かりません 。

マクラーレンF1 GTR 51号車(シャシーナンバー:06R)
(A.ウォレス / J.ベル / D.ベル)
ヨーロッパを代表するイギリスの高級百貨店ハロッズのスポンサーロゴが入ったイエローとグリーンのボディカラーの51号車はマッハワン・レーシングからエントリーされたマシーンです。

🇯🇵 Nismo GT-R LM (1995)

第30号 2019年 11月6日(水)発売

ニッサンのル・マン参戦車両はこのほか、
2018年 11月21日(水)発売の第5号でR390 GT1 #32 (1998)
2019年 5月22日(水)発売の第18号でNissan Skyline GT-R LM (1996) が発売されました。
2019年 8月28日(水)発売予定の第25号でR390がラインナップされています。

(Source of photo / 画像元:Ypy31 GT-RLMKeepTheDream

1995年のルマンはスタート1時間に雨が降り出し17時間降り続く、
ルマン史上最も雨の多いレースの一つでした。

この年からグループCカテゴリーのいわゆるCカーの参加ができなくなり、
出走した全48台の中でレース専用に設計されたレーシングマシーン の『プロトタイプ』クラスからの出走は9台のみ(WSCが6台、LMP2が3台)でした。
GTカーカテゴリーのLMGT1クラスから出走したマクラーレンF1 GTRが
ル・マン初参戦にして初優勝しました。
上位カテゴリーのル・マンプロトタイプ(LMP2)やWSCカーなどを抑えての総合優勝でした。

この年は国産3メーカー各社のレーシングマシーンが、
GTカテゴリーの各クラスから参戦していましたが、
275周を周回してLMGT2クラス優勝した、
チーム国光の#84 Honda NSX GTが日本車勢最高位の総合8位、
初の日本人による日本車のクラス優勝を果たしています。

ニスモ GT-R LM はLMGT1クラスから2台が出走し、
23号車は157周でリタイアに終わったものの、
22号車が271周を周回して総合10位(LMGT1クラス5位)となっています。

サード(Sard Co. Ltd.)の #27 Toyota Supra GT LMは、
264周を周回して総合14位(LMGT1クラス8位)
同じくサードのLMGT1クラス #26 Sard MC8-R は14周でリタイアしました。

NISMO GT-R LM #22 271Laps
Hideo Fukuyama(福山英朗)/ Masahiko Kondo(近藤真彦)/ Shunji Kasuya(粕谷俊二)

NISMO GT-R LM #23 DNF(157Laps)
Kazuyoshi Hoshino(星野一義)/ Toshio Suzuki(鈴木利男)/ Masahiko Kageyama(近藤真彦)

ニスモ GT-R LMはメーカーである日産自動車のワークスとしての参戦ではなく日産とニスモ (NISMO:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル) による「ル・マンチャレンジ3年計画」により実現した参戦です。
1995年と1996年の2年連続でル・マン24時間レースに参戦していました。

LMGT1クラスにエントリーするにあたって、
同一車種内に4ドアがあるモデルはエントリーができないという規定があり、
スカイラインには4ドアセダンがラインナップにあるため、
スカイラインブランドを冠しての登録ができなかったので、
BCNR33型スカイラインGT-Rをベースにしており、
外見上もスカイラインなのですが車種的にはニスモ GT-R LMになります。

また、NISMO GT-R LM は市販車のようにアテーサE-TSを搭載した4駆(4WD)ではなく車重を軽減するためにFR化されています。

この車両は日産自動車の歴史的車両を復元して当時の状態で動態保存する「名車再生クラブ」によって2015年にレストアが完了しました。
名車再生クラブは日産自動車の開発施設である厚木NTC(日産テクニカルセンター)開発部門の社員が中心の有志クラブです。

通常は神奈川県の座間市にある事前予約制ミュージアムの
日産ヘリテージコレクション「座間記念庫」 に所蔵されています(No.152)
※イベントがあると車両が移動していることがありますのでお目当ての車両を鑑賞しに行かれる際には事前に展示されているかご確認下さい

2018年11月13日(火)〜11月25日(日) に、
NISSAN GALLERY 日産 グローバル本社ギャラリー  (神奈川県 横浜市) で、
ル・マン参戦車両 NISMO GT-R LM (1996 ル・マン24時間) などのレース車両が展示されていました。
『世界に挑め。日産グローバルモータースポーツの60年 60 years of NISSAN International Motorsport

その他、日産のレース車両
日産 プリメーラGT (1999 BTCC シリーズチャンピオン車)
NISSAN R91CP (1992 デイトナ24時間 総合優勝車)

🇮🇹 Lancia Beta Montecarlo Turbo (1980)

第31号 2019年 11月20日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:Lothar Spurzem:Lancia Beta Monte Carlo Turbo

1980年はワークス・ポルシェも参戦していましたが、
この年優勝した車はRondeau M379
338Laps(4,608.020km、平均速度192.000km/h)で、
ジャン・ロンドー は 『自らの名を冠した自動車でル・マン24時間レースを制した唯一の人物』となっています。

今回モデル化されるのはどのモデルかまだ分かりませんが、
ランチア ベータ モンテカルロはGr.5クラスから3台(#51#52#53)が参戦していました。

イタリアのプライベーターであるレーシングチーム、
ジョリークラブがランチア・スクアドラ(スク―デリア)・コルセとのセミワークス体制で参戦していたイタリア国旗カラーの53号車が完走しました。
ワークスの ランチア・スクアドラ(スク―デリア)・コルセの2台はどちらもオイルポンプトラブルでリタイア リタイアしています。
ブルー&ホワイトの52号車(26周)、レッド&ホワイトの51号車(7周)

ランチア ベータ モンテカルロのGr.5クラスでの最高位は総合8位で、
Gr.5クラス優勝した3ℓターボのPorsche 935(313Laps)に次いで2位となっています。※ Gr.5クラスで出走した10台のうち完走したのがこの2台のみでした。

1975年のジュネーブ・ショーで発表された、
ピニンファリーナデザインの2ℓエンジンをミッドシップに搭載した、
2人乗り2ドアクーペの量産市販車をべースとしており、
ボディデザインにも面影が残っていますが、
センターモノコックを除いて前後は鋼管スペースフレーム構造となっており、
いわゆるシルエットフォーミュラマシンです。

Jolly Club Lancia Corse ランチア ベータ モンテカルロ #53
272Laps 総合19位(Gr.5クラス2位)
エンジンは1.4ℓの直列4気筒(アバルトチューンのDOHC16バルブヘッド)+ KKK製ターボでした。

翌1981年ル・マンでも3.1ℓターボのPorsche 935 K3 55号車が、
総合4位でGr.5クラス優勝(330周)しており、
ワークス3台、プライベータ―1台の計4台が出走したベータモンテカルロの最高位はランチアワークスの総合8位Gr.5クラス2位でした。

モータースポーツ界で長期に渡り様々なチームをメインスポンサードしてきたイタリアの酒類製造会社マルティーニ・エ・ロッシがスポンサーとなったマルティニカラーのランチアのマシーンがル・マンを走るのはこの年からです。

ランチアワークス(マルティニレーシング)
65号車総合8位(323周)
66号車シリンダーヘッドのトラブルでリタイア(186周)
67号車リタイア(47周)
プライベーター(ジョリークラブ)
68号車14位 (292周)

この年、13台のうち完走5台だったGr.5クラスには、
ポルシェの他に3.5ℓのBMW M1 Gr.5が3台おり、
51号車が唯一完走して総合16位(277周)でした。
53号車(236周)でリタイア、51号車(207周)でリタイア

🇩🇪 Porsche 935 (1976)

第32号 2019年 12月4日(水)発売予定

 

(Source of photo / 画像元:john pease Porsche 935T Le Mans 1976

1976年に優勝した車はGp.6 3.0クラスに参戦したPorsche 936 20号車
349Laps(4,769.92 km (2,963.89 mi) 平均速度149.13 km/h (92.67 mph)でした。

935はGp.5 SPクラスに2台が出走してMartini Racing Porsche System40号車が総合4位、Gp.5 SPクラス優勝(331周)、
もう1台のPorsche Kremer Racing47号車はリタイア(272周)しました。

🇯🇵 Honda NSX (1995)

第33号 2019年 12月18日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:Rainmaker471995 24 Hours of Le Mans Honda NSX in the Honda Collection Hall.

1995年のル・マン24時間レースには3台が出走していましたが、
恐らくチーム国光の日本人トリオでLMGT2クラスに優勝した車両をモデル化するのではないかと思われます。

1995年 LMGT2クラス優勝 チーム国光 ホンダ NSX GT #84
Kunimitsu Takahashi(高橋国光)/ Keiichi Tsuchiya (土屋圭市) / Akira Iida (飯田章)
4分15秒550(予選36位)決勝:総合8位 周回数:275Laps

1994年 3台がGT2クラスに参戦し、全車完走

NSXがル・マンに出場していたのは’94~’96の3年間で、
GT2クラスでNSXが戦ったのは、
ポルシェ911GT2 、フェラーリ、ロータス、アルピーヌ、ヴェンチュリー、キャラウェイ・コルベット、マーコス 、ハリアーなどです。

それまでのグループCカー規定からGTカー規定へ切り替わった1994年、
GTカークラスの3クラス(GT1/GT2/IMSA‐GTS)は、
ロードカーのホモロゲーションの取得が必要なGTクラス(GT1/GT2)と
旧グループCカーをモディファイしたプロトタイプクラス(IMSA-GTS)となっており、
’94のル・マンにおいてNSXは量産車ベースで改造幅の少ないGT2カテゴリーから出走し、
初参戦にして全車完走しました。

1994年 ル・マン出場車の戦績

エンジンはすべて3ℓ V6 NA
#48 GT2クラス6位(総合14位)257周
#46 GT2クラス7位(総合16位)240周
#47 GT2クラス9位(総合18位)222周

最上位クラスがLMGT1クラスとなった1994年の ル・マンは、
IMSA‐GTSクラスから出走していた サード・トヨタ 94C-V 1号車とLMGT1クラスから出走していたダウアー・ポルシェ962 36号車が争い、
トヨタのシフトリンケージのトラブルおよびブレーキ・パッド交換ミスにより4分(1周)差でポルシェが総合優勝しました。

962は遡ること’84からル・マンに参戦してきましたが、
’94に総合優勝したダウアー・レーシングのポルシェ962は、
1993年9月のフランクフルトショーで発表されたダウアー・ポルシェ962LMをドイツでロードカー登録してナンバープレートを取得することで、
『ホモロゲーションを取得したロードカー仕様を最低1台は生産する』というLM GT1クラス規定を満たし、
LMP1よりも燃料タンク容量規定などで有利なLM GT1クラスから出走させたことでよく話題にのぼります。

1995年 ル・マン出場車の戦績

’95のル・マンに参戦したNSXは、
GT1クラス2台(#47 3ℓV6ターボ ※エンジン縦置き、#46 3ℓV6NA)
GT2クラス1台(#84 前年モデルの改良版)

#84 GT2クラス優勝(総合8位)275周
#46 NC   周回数不足      121周
#47 DNF リタイヤ        7周(決勝スタートから36分)

GT1クラスで出走した2台は完走できませんでしたが、
GT2クラスのチーム国光#84がクラス優勝。
#46のNA車はクラッシュによる修復作業の影響で周回数不足による非完走扱いとなり、
#47のターボ車はクラッチトラブルでリタイヤ。

1996年 ル・マン出場車の戦績

1996年のル・マンにはNSXは3台出走し、1台が完走しました。
#75 LMGT2クラス3位(総合16位)305周
チーム国光(高橋国光/土屋圭市/飯田章)
’95にLMGT2クラス優勝(総合8位) #84 275周した布陣と同じ体制です。

NSXのルマン参戦車両は、
本田コレクションホール(栃木県芳賀郡茂木町 )に展示されており、
観ることができます。

🇫🇷 Alpine A460 (2016)

第34号 2020年 1月1日(水)発売

画像は234周でリタイアした35号車のバシー・DCレーシング アルピーヌ。中国のチームです。

 

(Source of photo / 画像元:Kevin Decherf Baxi DC Racing Alpine – Alpine A460-Nissan #35

アルピーヌのル・マンデビューは63年(M63)です。
その後1978年にはルノー・アルピーヌA442Bが総合優勝していましたが、
長期間のブランクを空けて2013年に復帰して以来、
毎年ル・マンに参加しています。

2016年のル・マンにはアルピーヌA460は2台が出走し、
1台は総合5位(LMP2クラス優勝)しました(もう一台はリタイア)
クラス優勝したのはシグナテック・アルピーヌ アルピーヌ A460 36号車です。
Signatech Alpine Alpine A460(357周)
Nicolas Lapierre(ニコラ・ラピエール)/ Gustavo Menezes(グスタヴォ・メネゼス)/ Stéphane Richelmi(ステファン・リシェルミ)

2016年の優勝車はLMP1クラスから出走したPorsche 919 Hybrid #2で、
予選でもポールポジションを獲得していたマシーンでした。
ポルシェ 919 ハイブリッド 2号車(384周)
Marc Lieb(マルク・リープ) / Romain Dumas(ロマン・デュマ) / Neel Jani(ニール・ジャニ)

なお、2位はトップと3周差でToyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid 6号車(381周)となっていますが、
これは5号車が 384周を周回しながらも完走扱いにすらならず順位が繰り上がったためでした。

近年のル・マンで起きたドラマの中であまりにも有名ですが、
最後の6分で中嶋一貴がドライブするトヨタ TS050 ハイブリッド5号車に383周目でトラブルが発生しマシンが停止、
再始動を試みている間に2位を走っていたポルシェに最終ラップで逆転されました。

その後、マシーンは最起動できたもののレース終了時間直前の停止地点がフィニッシュラインを超えた場所であった為、
384周目の最終ラップは6分以内/周で周回しなければならないとするル・マン独自の規定により、
最終ラップは不具合が発生した状態での走行となり、
384周目のラストラップを約12分(11分53秒815)かけてチェッカーフラッグを受けることとなり失格となりました。

🇯🇵 Tom’s 85C-L Toyota(1985)

第35号 2020年 1月15日(水)発売

トヨタのル・マン参戦車両はこのほか、
2019年 4月24日(水)発売の第16号ではToyota TS010 (1992) #33が発売されました。
2020年 2月26日(水)発売予定の第45号でも再度Toyota TS010 (1992) がラインナップされています。

(Source of photo / 画像元:Morio Motorsport Japan 2008: the Toyota-Dome 85C (Dome 85C-L)

トヨタがメーカーワークス体制で参戦するようになったのは1987年からで、
TTT (トヨタ・チーム・トムス) でエントリーしています。

トヨタのル・マンとの最初の明確な接点は、
シグマオートモーティブが製作したシグマMC75へエンジンを供給したことに始まります。

1972年にレーシングチームとして設立された株式会社シグマオートモーティブ(現在の株式会社SARD)は1975年のル・マンにシグマMC75で参戦したことにより日本人初のルマン出場チームとなりました。

現在のサード(Sigma Automotive Research&Development/シグマオートモティブリサーチ&デベロップメント)は、
自動車事業とマリン事業(コンプリートカーやチューニングパーツ、プレジャーボートおよび部品)の企画販売を行う愛知県(本社)のメーカーです。

その後、 1980年に Tom’s (トムス) が初めてル・マン24時間に参戦した際に、
RA40系セリカベースのIMSA-GTXマシン、
ブラックのrenomaカラーの童夢トヨタ セリカターボ 81号車を使用しています。
京都の童夢設計のシャシーに、
シュニツァーチューンの2ℓ 直4ターボの 18R-Gを搭載していました。
結果としては予選65台中62位で予選落ちで終わってしまいました。

1982年には童夢と共同で、
日本初のグループCカーとなるトヨタ・トムス・セリカCを開発し、
WEC-JAPANに参戦しました。
このCカーがル・マンに初めて登場したのが、
トヨタのグループC活動開始から4年目にあたる1985年です。

トムス/童夢製のアルミモノコック・シャシーに、
トヨタ4T-GT改 2.1ℓターボエンジンを搭載。
リアウイング部分がル・マンスペシャルとしてモディファイされています。
85CはC1クラスから2台が参戦しました。

トムス 85C-L 36号車 330周 総合12位
Satoru Nakajima(中嶋悟)/ Masanori Sekiya (関谷正徳) / Kaoru Hoshino (星野薫)

童夢 85C-L 38号車 141周 リタイア
Eje Elgh(エイエ・エリジュ)/ Geoff Lees(ジェフ・リース)/ Toshio Suzuki(鈴木利男)

この年総合優勝したのは前年 (1984年) に引き続き2連覇目の、
New-Man Joest Racing Porsche 956B #7です。
(全956シャシー中、最多優勝車:ル・マンには3回出走、84年、85年と2連覇、86年リタイア)

ニューマンヨーストレーシング ポルシェ956B 7号車(ポルシェAG製カスタマー仕様)
シャシーナンバー956/117 Porsche Type 935/76 F6
周回数:374Laps 総走行距離: 5088.507 km 平均速度:212.021 km/h

🇯🇵 Mazda RX-7 (1994)

第36号 2020年 1月29日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:PSParrot Flickr: Mazda RX-7 GTO – 1994 – Le Mans 24 Hours race

個人的には今回のラインナップで一番気になっている一台です。
スペースフレームのシルエットフォーミュラで、
レギュレーションではGT1と同一の吸気リストリクター装着が義務づけられ、
エンジン出力は650PS以下、最低重量1,000kg、燃料タンク100ℓとなっています。

’94の参加車両の中でRX-7は、
チームアートネイチャーの74号車1台だけですので、
こちらがモデル化されるはずです。

FC3Cベースの13J 2ℓ 4ローター ロータリーエンジン搭載

チームアートネイチャー マツダ RX-7 GTO #74
総合15位(IMSA GTSクラス2位)250周
Yojiro Terada(寺田 陽二郎)/ Franck Fréon(フランク・フレオン)/ Pierre de Thoisy(ピア・デ・トワジ)

IMSA GTSクラスからは3台(300ZX:2台、RX-7:1台)が出走し、
優勝したのはNissan 300ZX Turbo 75号車
総合5位(IMSA GTSクラス優勝)317周でした。

現在はアメリカのマツダR&Dセンター(アーバイン)の地下倉庫に保管されています。

今回モデル化されたル・マンに出場したブルーの74号車は、
1985年式マツダRX-7(FC3S) IMSA GTUホワイト&ブルーの車両を動態保存するためのパーツ取りになったそうですが、
ボディのスワップができるようにすることで一つのシャシーを共有して
イベントごとにどちらかを出走させるという体制が作られているようで、

2018年のロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン(旧モントレー・ヒストリック・オートモービル・レース)では、
カリフォルニアにあるラグナセカ・レースウェイを走行する姿が観られました。

🇩🇪 Porsche GT1 (1996)

第37号 2020年 2月12日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:MorioPorsche 911 GT1-96 front-left Porsche Museum

ポルシェは1951年に2台の356SL(47号車は予選でクラッシュ、46号車が210周を周回して総合20位/小排気量1100cc クラス優勝)で初参戦して以来、
現在までル・マンに連続で参加している唯一のメーカーです。

1988年のル・マン参戦以来、
最上位カテゴリーへの参戦はしばらく見送られてきましたが、

GTカー規定の見直しに伴ってその移行期間となった1994年には、
LMGT1クラスからの参戦でダウアー・ポルシェ962 36号車が総合優勝しましたが、
翌1995年にはマクラーレンF1が初参戦にして総合優勝、
当時のポルシェのラインナップの中でも量産市販車である911 GT2ではこれに対抗できなかったため、
1996年のレース参戦を目指して911(993型)をベースにLM-GT1規定のマシーンを開発することになりました。

ポルシェ911伝統のRRレイアウトではなくミッドシップになっていますが、
カウル形状も市販車の911の面影が残っており、
実際に911のキャビンとフロントセクションを流用しています。

911 GT1は投入された初年度、デビュー戦となった1996年のル・マンにおいて総合2位、3位の戦績を残しています。
また、この年総合優勝したのもLMP1クラスから出走していたヨーストレーシングのポルシェ WSC-95でした。

1996年 ル・マン24時間レース
Joest Racing TWR Porsche WSC-95 #7 総合優勝
周回数:354Laps 総走行距離:4814.4 km 平均速度:200.6 km/h  
Davy Jones / Alexander Wurz / Manuel Reuter

Porsche AG Porsche 911 GT1 #25 総合2位 周回数: 353 Laps
Hans-Joachim Stuck / Thierry Boutsen / Bob Wollek
Porsche AG Porsche 911 GT1 #26 総合3位 周回数: 341 Laps
Karl Wendlinger / Yannick Dalmas / Scott Goodyear

ポルシェのワークスチームは翌1997年には911 GT1 Evo、
ワークス体制でのル・マン復帰3年目となる1998年には911 GT1 ’98で参戦しており、
25、26号車の2台が首位を走っていたトヨタ GT-One TS020 29号(トランスミッショントラブルで330周でリタイア)と争ってワンツーフィニッシュし、
26号車が351周を周回して総合優勝(通算16回目)しました。
なお、2019年現在のポルシェのル・マンでの通算勝利数は19回です。

🇯🇵 Mazda 787 b (1991)

第38号 2020年 2月26日(水)発売

このほか、2018年 10月10日(水)発売の第2号でMazda 787B (1991) が発売されました。

使用可能な画像がみつかりませんでしたので見つかるまで暫定下記でご容赦ください。

 

(Source of photo / 画像元:)

1991年のル・マン24時間レースには、
2台の787B(#55、#18)と前年型の787(#56)の計3台が参戦しました。

このうち総合優勝した787B-002 #55
オレンジと緑のレナウンチャージカラーの55号車は、
2018年 10月10日(水)発売の第2号ですでにモデル化されたため、
白と青のマツダワークスカラーの18号車と56号車のどちらかと思われましたが、
今回モデル化されたのは56号車でした。

56号車は’91ル・マンで346週を走って8位入賞した車両で、
現在は北米マツダが所有しています。

マツダスピード / オレカ MAZDA 787 #56 総合8位 周回数:346 Laps
Pierre Dieudonne (ピエール・デュドネ)/Takashi Yorino(従野孝司) /Yojiro Terada(寺田 陽二郎)

🇫🇷 Courage-Peugeot C60 (2002)

第39号 2020年 3月11日(水)発売

 

(Source of photo / 画像元:David Merrett Pescarolo C60

C60はLMP900クラスから3台が出走し、2台が完走しました。
LMP900クラス最高位は総合優勝したアウディR8 1号車です。

プジョー製の3.2ℓ V6 ターボ エンジンを積んだC60は、
フランスのプライベーター、
Pescarolo Sport(ペスカロロ・スポール)の2台で、
17号車(予選19位、決勝総合10位)、18号車(予選18位、決勝144周でリタイア)
もう一台はフランスの名門老舗シャシーコンストラクターかつレーシングチーム、Courage Compétition(クラージュ・コンペティション)の13号車(予選13位、決勝総合15位)で、
こちらはジャッド製 4ℓ V10エンジン搭載車です。

ペスカロロ・スポールは、
ル・マン24時間レースに33回の最多出場記録(1999年が最後)を持ち、
4回の優勝経験(1972~74年の3連覇、84年)がある、
フランス出身の元レーシング・ドライバー、アンリ・ペスカロロ(発音によってはペスカローロ)が2000年に創始したレーシングチームです。

ベース車に使用していたクラージュC60が2006年末に発効した新レギュレーションに合わなくなったため、
ペスカカロ・01 (Pescarolo 01) を完全自社製作したことで2007年からはコンストラクター(レーシングカー製造者)となりました。

アンリ・ぺスカロロは1968~76年にはF1ドライバーでもありました。

🇯🇵 DOME RL-80 (1980)

第40号 2020年 3月25日(水)発売

使用可能な画像がみつかりませんでしたので見つかるまで暫定下記でご容赦ください。1979年のル・マンに参戦した童夢零RL 6号車で1980年のル・マンを走った童夢RL-80 12号車とは異なります。

 

(Source of photo / 画像元:)

京都のレーシングカー・コンストラクターの童夢は、
ル・マン24時間レースに初参戦した1979年、
2台の童夢-零 RLをエントリーしました。
結果は2台ともリタイアで終わってしまいました。

Dome Co. Ltd. Dome Zero RL #6 リタイア 40周
Chris Craft (クリス・クラフト) / Gordon Spice (ゴードン・スパイス) / Tony Trimmer (トニー・トライマー)
Dome Co. Ltd. Dome Zero RL #7 リタイア 25周
Bob Evans (ボブ・エバンス) / Tony Trimmer (トニー・トライマー)

翌、1980年も童夢のマシーンは2台がエントリーしました。
RA40系セリカベースのIMSA-GTXマシン、童夢 セリカターボ(ブラックのrenomaカラー)が1台と今回モデル化されたRL-80です。

このセリカターボはTom’s (トムス) によるエントリーで、
のちのトヨタのワークス参戦まで繋がっていく原点となるトムスのル・マン24時間初参戦となりました。
このセリカターボ 81号車は予選落ちで終わっています。

RL-80は総合25位(Sクラス6位)となり、
日本車として初完走を果たしたマシーンになりました。

Dome Co. Ltd. 童夢RL80 12号車 246周
Ford Cosworth DFV 3ℓ V8
Chris Craft (クリス・クラフト) / Bob Evans (ボブ・エバンス)

🇧🇪 Chevron Mazda B16(1970)

第41号 2020年 4月8日(水)発売

 

(Source of photo/画像元:Mazda UK – Mazda’s History 1970 Le Mans 24 Hours Team Leviüfs International Chevron-Mazda

1970年のル・マンといえば、
スティーブ・マックィーン主演の映画「栄光のルマン」ですが、
映画にも登場しています。

シェブロンは1965年にアマチュアレーシングドライバーとしてレースに出場していたデレック・ベネットという人物が創業したイギリスのレーシングコンストラクターです。
アメリカ合衆国の国際石油資本とは関係ありません。

1965年のB1から1986年のB65まで様々なモデルがあります。
シェブロンB16は1969年9月7日のニュルブルクリンク500kmでデビューし、
’69~’70にかけて23台が生産されました。

今回モデル化されるベルギーのプライベーターチーム、
リーバイス・レーシングの48号車(決勝では19周でリタイヤ)のミドシップに搭載されたのはマツダのロータリー(10A 2ローター)で、
ロータリーエンジン搭載車がル・マン24時間レースを走ったのはこの車が初めてです。

🇩🇪 Porsche 991 RSR(2018)

第42号 2020年 4月8日(水)発売予定

画像は2018年8月19日に行なわれた2018-2019 FIA WEC 第3戦 シルバーストーン6時間でヴィレッジ (Village Corner) コーナーを走る92号車の画像です。

 

(Source of photo / 画像元:John Chapman Porsche 911 RSR Estre Silverstone 2018

どの車両がモデル化されるのかまだ分かりませんが、
2018年にル・マンに出走したPorsche 991 RSRは10台(LMGTE Proクラス4台、LMGTE Amクラス6台)、
すべてLMGTE(Le Mans-Grand Touring Enduring category)カテゴリーからの出走でした。

激戦のLMGTEクラスは、
Ford GT、Corvette C7.R、Ferrari 488 GTE、Aston Martin Vantage AMRなどといった競合メーカーが多く参戦して各車しのぎを削っており、
24時間のレース終了時の優勝車両との周回差5周以内に8台がひしめいていました。

この年、
LMGTE Proクラスで優勝したのは344周を周回した、
Porsche GT Teamの92号車です。

🇯🇵 Sigma MC73(1973)

第43号 2020年 5月6日(水)発売予定

 

(Source of photo / 画像元:ZANTAFIO56 Mazda Sigma MC 73 N°26

日本のチームとして初めてル・マン24時間に挑戦したマシーンです。
ワークスではなシグマ・オートモーティブ(現サード)が製作した車両で、
プライベーターとしての参戦でした。
シグマ MC73 26号車
Tetsu Ikuzawa (生沢徹) / Hiroshi Fushida (鮒子田寛) / Patrick Dal Bo (パトリック・ダル・ボ)

この時、
シグマMC73にエンジンを供給したのは、
ディーラーの マツダオート東京(後のアンフィニ東京、現・関東マツダ)で、
シグマMC73はロータリーエンジン(12A 2-Rotor)搭載車です。

ちなみにル・マン24時間レースをロータリーエンジンの車が走ったのはこれが初めてではなく、
2019年 10月23日(水)発売予定の第29号、
シェブロンB16にマツダの10A型エンジンが搭載されて出場しています。

翌1974年には、
マツダオート東京とシグマ・オートモーティブが共同で、
シグマMC74マツダ 25号車としてル・マンに参戦しました。

シグマ・MC74(エンジンは12A型)はエンジンオーバーホールに4時間を費やした(レース途中でのエンジンオーバーホールはルマン24時間レース史上初)ため、
周回数不足で完走扱いにこそなりませんでしたが、
156周を走ってチェッカーフラッグを受けました。

※ 規定周回数となる優勝車の70%を走らないと周回数不足になりますが、
この年の優勝車、Matra-Simca MS670Cの338周の70%なので236周になります。

🇯🇵 Toyota TS010 (1992)

第44号 2020年 5月20日(水)発売予定

トヨタのル・マン参戦車両はこのほか、
2019年 4月24日(水)発売の第16号ではToyota TS010 (1992) #33が発売されました。
2020年 1月8日 (水)発売予定の第38号でTom’s 85C (1985) がラインナップされています。

使用可能な画像がみつかりませんでしたので見つかるまで暫定下記でご容赦ください。

   

(Source of photo / 画像元:)

トヨタのル・マン挑戦は2019年で通算21回目になりますが、
2018年、20回目(第86回ル・マン24時間レース)にして、
やっと念願の初優勝を手にしています。
それまで総合優勝に近かった最高位は総合2位で、
’92 (C2クラス優勝) と’94 (LMP1/C90クラス優勝) および ’99 (LMGTPクラス優勝) の3回です。

今回モデル化されたTS010は、
イギリス出身のレーシンググ カーデザイナー、
TWRジャガーで有名なトニー・サウスゲートがアドバイザーとして開発に携わった90年代前半の3.5ℓ V10エンジンを搭載したウイングカーです。

トヨタは1992年のル・マンではトムス (Tom’s) からTS010が3台出走していました。
第16号では総合2位となったCASIO (カシオ) スポンサーのブルー/ホワイトのトムス (Toyota Team Tom’s) 33号車がモデル化されました。

トムス (Tom’s) トヨタ TS010 C1クラス 総合2位(約4705.6キロ)
M.Sekiya (関谷正徳) / P-H.Raphanel (ピエールアンリ・ラファエル) / K.Acheso (ケネス・アチェソン)

今回、ホワイト/ライトブルーのZENT スポンサーの8号車か、
ホワイト/レッドの スポンサーの7号車のうち、
のどちらがモデル化されるのかはまだ詳細不明です。

トムス トヨタ TS010 #8 8位(331周)
Jan Lammers (ジャン・ラマース) / Andy Wallace (アンディ・ウォレス) / Teo Fabi (テオ・ファビ)
トムス トヨタ TS010 #7 リタイア(192周)
Geoff Lees (ジェフ・リース) / David Brabham (デビッド・ブラバム) / Ukyo Katayama (片山右京)

1992年はC2カテゴリから92C-Vも2台出走しており、
サードの#35が総合5位(336周)でC2クラス優勝しています。

この年総合優勝したのはC1クラスの
プジョー・タルボ・スポール プジョー 905 Evo 1B 1号車でした。
Peugeot Talbot Sport Peugeot 905 Evo 1B #1
周回数:352Laps 総走行距離:4787.2 km 平均速度: 199.34 km/h

🇩🇪 Audi R8(2004)

第45号 2020年 6月3日(水)発売予定

R8は2019年 6月5日(水)発売の第19号にもラインナップされていました。

 

(Source of photo / 画像元:Stereo.ph AUDI-R8-’04

Audi Sport Japan Team Goh Audi R8 #5 決勝1位(総合優勝)
周回数:379Laps 総走行距離:5,169.9 km (3,212.4 mi) 平均速度:215.418 km/h (133.855 mph)
Seiji Ara(荒聖治)/ Rinaldo Capello(リナルド・カペッロ)/ Tom Kristensen(トム・クリステンセン)

トム・クリステンセンのル・マン24時間レースの総合優勝回数は、
史上最多の9回で、
ジャッキー・イクスの最多勝記録6回を2005年に破りました。

アウディはル・マンに初参戦した1999年以来、
これまでにル・マンに18回参戦して13回総合優勝しています。
2003年にはワークス活動を休止。

初参戦となる1999年にル・マンに投入したマシーンがR8です。
1999年にはロードスターとクーペ(R8R & R8C)の2台が出走しました。

翌年、オープンプロトタイプとなったR8は、
2000年から2005年までに6回ル・マンに投入されています。
総合優勝は3回(2連勝:2000年と2001年、2004年)

2004年のル・マンでは4台のR8が出走し、
郷和道が代表を務めるチーム郷の5号車が総合優勝しました。
日本人プライベーターチームのル・マン優勝はこれが初めてです。
荒聖治はル・マンで総合優勝した日本人ドライバーとしては 2人目(1995年にマクラーレンF1 GTRで総合優勝した関谷正徳以来)となりました。

チャンピオンレーシング 2号車 3位
チーム郷 5号車 1位
アウディ・スポート・UK・チームヴェロックス 8号車 5位
アウディ・スポート・UK・チームヴェロックス 88号車 2位

🇺🇸 Chevrolet Corvette C7.R(2015)

第46号 2020年 6月17日(水)発売予定

コルベットはこのほか2019年 2月13日(水)発売の第11号 Chevrolet Corvette #Greenwood 007 (1976) があります。

 

(Source of photo / 画像元:http://motors.all-free-photos.com:Chevrolet Corvette C7.R – Team Corvette Racing GM

ゼネラル・モーターズが2014年のNAIAS 北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で発表したC7.Rは、
ル・マン24時間レースの、
GTEプロクラスに2015年から参戦していたマシーンです。

コルベット・レーシングは2000年以降、
毎年ル・マンのGTカテゴリークラスに参戦しており、
2019年で20回目の出場となります。
GTクラスは近年、
フォード GT、ポルシェ911、フェラーリ、アストンマーティン、BMWなどがしのぎを削っている超激戦カテゴリーですが、
コルベットは過去8回、このGTクラスで優勝しています。

GTSクラス】
2001 No. 63 Corvette C5-R: Ron Fellows/Johnny O’Connell/Scott Pruett
2002 No. 63 Corvette C5-R: Ron Fellows/Johnny O’Connell/Oliver Gavin
2004 No. 64 Corvette C5-R: Olivier Beretta/Oliver Gavin/Jan Magnussen
GT1クラス】
2005 No. 64 Corvette C6.R: Olivier Beretta/Oliver Gavin/Jan Magnussen
2006 No. 64 Corvette C6.R: Olivier Beretta/Oliver Gavin/Jan Magnussen
2009 No. 63 Corvette C6.R: Jan Magnussen/Johnny O’Connell/Antonio Garcia
GTE Proクラス 】
2011 No. 73 Corvette C6.R: Olivier Beretta/Tommy Milner/Antonio Garcia
2015 No. 64 Corvette C7.R: Oliver Gavin/Tommy Milner/Jordan Taylor

2015年のル・マン24時間レースに、
ワークスであるコルベット・レーシングはC7.R2台体制で臨み、
1台は第2予選でのクラッシュによるダメージを修復できずに withdrew (棄権)となりました。
決勝にはフランスのプライベーターチーム、larbre competition (ラブレ・コンペティション) の#50と合わせて2台が出走して、
コルベット・レーシングの #64 がLMGTE Proクラス優勝しました。

Porsche 935(1977)

※ 当初はJMSとアナウンスされていましたが、表記が消えました。
どの車両がモデル化されるのかまだ不明ですが早く知りたいですね…。

第47号 2020年 7月1日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:Bill Abbott Porsche 935

フランスのレーシングチーム J.M.S. Racing (通称 X-Ray) の
ポルシェ935(2.9ℓ 水平対向6気筒エンジン ツインターボ仕様)40号車のモデル化です。
1977年のルマン24時間レースにグループ5クラスから出場して
3位入賞(総合3位、Gr.5クラス優勝)しました。

黒地のボディに鮮やかな赤いグラフィック、
ボディをスケルトンにしたような個性的なデザインは、
モデル化しがいのある題材だと思います。

1976年にデビューした935は911ターボをベースにしたグループ5カテゴリーのシルエットフォーミュラ で、
70年代後半のGr.5カテゴリーにおいては常勝のポルシェのターボカーでした。
フロントはフラットノーズ化され、
リアのダブルリアウィングが空力特性を高めています。

この年はSクラスのポルシェのワークス、マルティーニ・レーシング・ポルシェ・システム 936/77が総合優勝しました
4,671.630km(平均速度194.651km/h)342周

’77のル・マンにおけるGr.5クラスはポルシェのみの出走で、
のちにGr.5が廃止になる原因にもなっています。
935はこの年、
ポルシェのワークスカーであるMartini Racing Porsche System(マルティーニ・レーシング・ポルシェ・システム)ポルシェ935/77に加えて、
プライベータ―のPorsche Kremer Racing(ポルシェ ・クレーマーレーシング)のポルシェ935 K2も含めて全部で5台が走っていましたが、
完走したのはJMSレーシングの40号車1台のみでした。

JMSレーシングの車両はこの他にも、
GTクラス(Gr.4)に同じカラーリングの934を参戦させていました。

ポルシェからプライベータ―に販売されていたカスタマー仕様のレーシングマシーンの外観上の識別点は2灯式のフロントバンパーです。

JMSレーシングの車両はこの他にGTクラス(Gr.4)に934もエントリーしていました。

#40 Porsche 935
ポルシェ935 40号車 総合 3位  周回数:315周
Claude Ballot-Léna / Peter Gregg

#56 Porsche 934
ポルシェ934 56号車 総合19位
C.Grandet / J-L.Bousquet / P.Dagoreau 周回数:253Laps

🇩🇪 Audi R18 e-tron quattro

第48号 2020年 7月15日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:David Merrett Audi R18 e-tron quattro

e-tron quattroは2012年から投入され、
ハイブリッドマシンでル・マンに優勝した史上初のマシーンとなりました。
2012年は1位~3位までがR18で表彰台を独占、
翌2013年、2014年も優勝して3連覇しています。

2012年 ル・マン24時間レース優勝車
アウディ R18 イートロン クアトロ1号車
周回数:378Laps 総走行距離:5151.76 km 平均速度:214.5km/h
André Lotterer(アンドレロッテラー)/ Marcel Fässler(マルセル・フェスラー)/ Benoît Tréluyer(ブノワ・トレルイエ)

なお、アウディは2016年を最後にル・マンから撤退しています。

🇯🇵 Honda NSX(1994)

第49号 2020年 7月29日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇩🇪 BMW 3.5 CSL(1976)

第50号 2020年 8月25日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇯🇵 DOME RL 81 Ford(1981)

第51号 2020年 8月25日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇩🇪 Porsche 917K(1970)

第52号 2020年 8月25日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇯🇵 Toyota GT-One(1998)

第53号 2020年 9月25日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇩🇪 Porsche 911 RSR(2018)

第54号 2020年 3月25日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

🇯🇵 Mazda 717C(1983)

第55号 2020年 月日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

Oreca 07(2017)

第56号 2020年 月日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:David Merrett Jackie Chan DC Racing’s Oreca 07 Gibson Driven by Ho-Pin Tung, Thomas Laurent and Oliver Jarvis

Oreca(オレカ)はフランスのレーシングカーコンストラクターです。
ル・マンにおいてプライベーターのためのカテゴリーとして位置づけられるLMP2は北米IMSAを除き、
2017年からシャシーコンストラクターが4マニュファクチャラー(ダラーラ、オンローク、ライリー、オレカ)に限定されています。

オレカのマシーンは多数出走しているのでどの車両なのか分かりませんが、
もし、 総合2位、クラス優勝したJackie Chan DC Racingの38号車の
オレカ07Sギブソンであれば非常に面白いなと思います!

唐草模様のオリエンタルなグラフィックもさることながら、
LMP2クラスでの参戦だったにもかかわらず、
総合優勝したワークス参戦のLMP1クラス車両、
Porsche 919 Hybridとの差はわずか1周。
あわや総合優勝というところまで行き、
ホーピン・トゥンは中国人ドライバー初のル・マン表彰台となりました。

スティーブ・マックィーン主演の映画「栄光のル・マン」に触発されたようで、
カーマニアであるジャッキー・チェンが、
共同オーナーとしてレーシングチームを立ち上げているのは、
世界に挑むアジア人として応援したいという気持ちや、
中国籍のチームがル・マンヒストリーに入ってきたという、
時代の移り変わりを感じる一台だったと思います。

Porsche 956(1985)

第57号 2020年 月日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

第58号 2020年 月日(水)発売予定

(Source of photo / 画像元:

第100号 202x年 月 日(水)発売予定

コメント

  1. iida masao より:

    こんにちは。

    ルマン24時間、ラインナップが更新されましたので勉強になるブログを更新、希望です。敬具

    • 151@ より:

      コメントをくださいましてありがとうございます!
      ラインナップ更新されていたのに気が付きませんでした。
      順次更新中でございます!!
      お時間がある際には是非また見に来てやって頂ければ大変嬉しく思います。
      また、お気軽にコメント頂けるとモチベーションになりますので、
      今後とも何卒よろしくお願い致します。

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