Lamborghini Miura concept (2006) ランボルギーニ ミウラ コンセプト

Lamborghini ランボルギーニ
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ランボルギーニ ミウラ コンセプトは、
ミウラ誕生40周年にあたる2006年に公開されました。
ガヤルドのプラットフォームを使用した、
自走しないモックアップで、
当初から市販する計画はありませんでした。

オリジナルのミウラは、
1965年のトリノ・オートショーで、
ベアシャシー (ボディが載っていないむき出しの状態) が公開されました。
4ヶ月後にボディが架装され、
1966年3月のジュネーヴモーターショーで、
エンジンレスのプロトタイプ、Miura P400 GTが発表されており、
2006年はここから40周年にあたります。

ミウラ コンセプトは公式的にはアメリカ合衆国、
デトロイトで毎年1月に開催される、
世界5大モーターショーの一つである国際自動車展示会、
北米国際自動車ショー (NAIASNorth American International Auto Show) に出展されました。

当時、オリジナルミウラが開発されていたタイミングの、
ベルトーネのチーフデザイナーは、
前任のジョルジェット・ジウジアーロから交代したばかりの、
マルチェロ・ガンディーニで、
ミウラのデザインがどちらの手によるものなのかについては論争がありますが、
一般的にはガンディー二のデザインであるとされています。

オリジナルミウラもどんなボディカラーも似合っていましたが、
やはりフォルムが浮き出すような派手なボディカラーがよく似合います。
オリジナルを尊重した造形ですが、
面の張りが綺麗にリファインされています。

ウインドウ部分が濃いスモークフィルムで、
ブラックアウト処理されていますが、
インテリアは備えています。

オリジナルではヘッドライトは点灯時のみ前方に浮き上がる、
ポップアップ式ヘッドランプを採用していましたが、
ミウラ コンセプトでは固定式となっています。
特徴的なLEDヘッドライトユニットはカバーで覆われていますが、
内部にまつ毛も再現されています。
オリジナルとの対比もあってモダンな表情を作っています。

Miura のネーミングは、
ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニの、
古くからの友人であった、
スペイン、アンダルシア州ロラ・デル・リオにある闘牛牧場、
ミウラ牧場のオーナーで著名なスペイン闘牛飼育家、
ドン・アントニオ・ミウラ (Don Antonio Miura) に由来します。

リヤエンドの牛の角と尾を連想させるエンブレムは、
フォントもオリジナルのままになっています。

(Source of photo / 画像元:Hector Sanchez Lamborghini Miura Concept

画像は北イタリアのボローニャ県
サンターガタ・ボロニェーゼにあるランボルギーニ博物館
LAMBORGHINI MUSEUM(Shuttle Museo Lamborghini)訪問時に撮影したものです。

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2000年代のランボルギーニのデザイン体制

ランボルギーニがアウディ傘下となった1999年以降、
2002年3月からアウディブランドグループのデザインディレクターは、
ワルター・マリア・デ・シルヴァ(Walter Maria de’ Silva) 氏が務めており、
デ・シルヴァ氏はその後、
2005年にVW・アウディグループのデザインディレクターに就任、
2007年2月から2015年11月までは、
フォルクスワーゲングループ全体のデザインのトップに就任することになりますが、
ミウラ コンセプトは、
デ・シルヴァ氏が初めてデザインしたランボルギーニとなります。

なお、エンジニアリング部門に隣接する形で敷地面積 2900㎡ の、
プロトタイプ生産設備やテスト施設も備えた、
ランボルギーニのデザイン部門、
Centro Stile チェントロ・スティーレ (スタイル・センター) が完成したのは、
2004年のことです。

ミウラ コンセプトをデザインしたデ・シルヴァ氏の作品

デ・シルヴァ(Walter Maria de’ Silva 1951年2月27日~ )氏は、
イタリア、レッコ出身のカーデザイナーで、

1972年にトリノのフィアットのデザインセンターに始まり、
1975~79年には家具などのイタリアンデザインが有名な、
ミラノのロドルフォ・ボネットスタジオ (Rodlfo Bonetto Studio Spa.) で、
4年間経験を積んだのち、

トリノのイデア研究所で工業/車両デザイン部門担当者として7年間、
1986年にイタリア、ミラノのファッションハウス、
トラサルディ (Trussardi) デザインで短期間働いた後、

1986年から1990年代後半まで、
ミラノのアルファロメオ チェントロスティーレ (アルファ・ロメオ・デザイン・センター) でデザインディレクターを務め、
1999年にセアトのデザイン部門の担当となり、
2002年3月~2004年には当時のアウディブランドグループにて、
アウディ、ランボルギーニ、セアトブランドを含む、
グループ内のインテリア・プロジェクトを統括するポジションに就任、

2007年2月以降2015年11月まで、
Volkswagen AGグループのブランドすべて(アウディ、ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲン)の、
全般的なデザイン責任者を務めた人物です。

ワルター・デ・シルヴァ氏がデザイナーとして世に出したモデル

アルファロメオ 33 (1988)
アルファロメオ 155 (1992)
アルファロメオ 145 (1994)
アルファロメオ 146
アルファロメオ 147 (2001)
アルファロメオ GTV (1997)
アルファロメオ スパイダー (1997)
アルファロメオ 156 (1997)
アルファロメオ 166 (1998)
セアト イビサ (2002)
セアト コルドバ (2002)
セアト アルテア (2004)
セアト トレド (2004)
セアト レオン (2004)
アウディ A6 (2004)
アウディ A4 (2004)
アウディ Q7 (2005)
アウディ TT (2006)
アウディ R8 (2006)
アウディ A5 (2007)
フォルクスワーゲン パサートCC (2008)
フォルクスワーゲン シロッコ (2008)
フォルクスワーゲン ゴルフ (2008)
フォルクスワーゲン ポロ (2009)
フォルクスワーゲン アマロック (2010)
フォルクスワーゲン トゥアレグ (2010)
フォルクスワーゲン シャラン (2010)

                

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